FIREBASEがいまいちよく分からない人に向けて簡単に説明してみる
アプリを運営している人ならadjustとFIREBASEは日常的によく聞く単語だと思います。なんとなーく知っているし、まあアナリティクスのアプリ版でしょ?程度の知識で知ったかぶりをしていませんか?かく言う僕も全然詳しくなくて、どちらかというと知ったぶりをしている側の人間なので、改めてFIREBASEで何ができるのか?について説明してみたいと思います。
FIREBASEってなに?
FIREBASEを使うと以下のようなことが分かります&できます。
- アプリユーザーのデータをリアルタイムに分析できる
- アプリに無料メッセージを送信することができる
- 認証システムをつかってソーシャルログインが簡単に実装できる
- アプリのアクセス分析ができる
- アップ・インデクシングを使うことでリピート率を向上させることができる
- プッシュ通知を送信できる
- アプリをアップデートせずに更新することができる
- ディープリンクを実現できる
- 仮想環境でアプリ挙動をチェックできる
- クラッシュ情報を収集することができる
- ファイルをアップロードできる
ちょっと細かい機能まで書いてしまいましたが、おおよそこれくらいのことがFIREBASEで行うことができます。ひとことで言うとアプリ運営に必要な機能をまるっと使うことができるのがFIREBASEです!
ひとつひとつ紹介していくと、かなりめんどくさいので(笑)代表的な機能のみピックアップして、もう少し詳しいことを書いていきたいと思います。
アプリに無料メッセージを送信することができる
FIREBASE Cloud Messageサービスを使用すると、iPhoneやAndroid端末に無料でメッセージを送信することができます。一日に大量のメッセージを送信することができるし、セグメントわけをすることも可能です。
プッシュ通知を送信することができる
FIREBASE Notificationサービスを利用すると、プッシュ通知を送信することができます。そしてメッセージ機能同様、セグメントを分けて送信することが可能です。プッシュ通知を送信することで、ユーザーのリピート率向上、ユーザー数の維持など、アプリの成長に欠かせないツールとなっています。ぜひ使いこなしましょう。
アプリをアップデートせずに更新することができる
FIREBASE Remote Configサービスを利用すると、アプリのアップデートを行わなくてもアプリを更新することができます。具体的には、国ごとに異なるデータを配信したり、iOSやAndroidなどの端末別の配信を行うこともできます。また、ABテストを行うこともできます。アプリをアップデートしなくても更新できるというのは非常に便利な機能です。特に最近ではAppleの審査が厳しく、しかも審査時間も以前より長くなっています。リジェクトリスクを考えるとなるべくアップデート回数を減らしたいところです。特にマイナーアップデートの場合は。そんなとき、すごく便利な機能だと思います。
今回の記事では特に気になった3つの機能しか紹介しませんでしたが、ぜひ自分でも調べてみてください、まだまだ面白い機能があると思います。
参考記事
https://webdirectors.jp/app/firebase-outline/
https://developers-jp.googleblog.com/2016/07/firebase-notifications.html
https://developers-jp.googleblog.com/2016/06/firebase-remote-config.html
https://developers-jp.googleblog.com/2016/06/firebase-cloud-messaging.html