マーケター1年生の備忘録。

マーケターとして日々学んだことをアウトプットします

【ASO対策】「実は70%の人が参考にしている」アプリレビューの重要性と対策

アプリ運営に携わる人ってホントに忙しいですよね。特にアプリをこれからリリースするフェーズに居る人は、iTunesコネクト内の準備だったり、銀行情報を準備したり、デザイナーにスクショの依頼をしたり。とにかく優先順位が高いものばかりでてんやわんやになっていると思います。ASOのことは考えないといけないと分かっているけれど、とりあえずリリースしてから。と思っている人は多いのではないでしょうか。

 

僕自身、リリース後のアプリ運営とこれからリリース予定のアプリディレクションを同時にやっていたりするので、そのあたりの気持ちはすごく分かるのですが、ASOに関しては必要最低限対策をして細かいところはあとからで十分問題ないと思います。

 

しかし、早い段階でしっておきたかったなー。という情報もいくつかあったりすので、今日はそれを紹介したいと思います。今日、紹介するのは高評価レビューをもらうための施策です。

 

どんな時ユーザーはレビューを書くのか?

「満足度が高いとき」「アプリに不満があるとき」この二つの状態のときにユーザーはレビューを記載すると言われています。良い経験をしたら感謝したくなりますし、悪い経験をしたら文句を言いたくなりますよね。

 

そもそもインストール前にレビューって読まれているの?

レビュー、レビューって言うけど、実際に読まれているの?と疑問に感じている人はいると思います。が、アプリレビューはなんだかんだ70%の人が参考にしているというデータがあります。特に有料アプリの場合、7つ以上のレビューを読んでいる人が30%もいるらしく、アプリ運営者にとってはバカにしてはいけない数字です。

 

具体的にやること

実際にやることは3つあります。

  • ヘビーユーザーに限定してポップアップを表示
  • ポップアップのテキストを工夫する
  • 新規レビューは運営に通知させる

 

ヘビーユーザーに限定してポップアップを表示

アプリを頻繁に利用してくれているユーザーのレビューを集めましょう。当然ですが、100人中100人に受けるアプリなんてのは存在しません。1日でアプリをアンインストールしてしまうような人は、悪いレビューを書く傾向にあると思うんです。しかし、例えば1日に10回も20回もアプリを起動するような人は、ほぼ確実にハマっているので、高評価レビューを書いてくれる確率が高いです。

 

ポップアップテキストを工夫する

「レビューをしてくれませんか?」とシンプルに質問するのも悪くはないのですが、「使い心地はいかがですか?」のようにテキストを見て「はい」「いいえ」で答えられるような聞き方をしましょう。レビューをしてくれませんか?だとなんとなく文章を考えないといけない気になりますよね。しかし、使い心地はどうですか?だと「うん、いい感じ」とパッと答えられると思うんです。なるべくユーザーの心理的ハードルが下がるような質問に変えてみてください。

 

新規レビューは運営に通知させる

ユーザーが新規レビュー書くと、なんでもいいので運営に通知させるような仕組みを作りましょう。レビューの内容がすぐに確認できる状態にあると、不具合だったり、クリティカルなミスをすぐに発見・改善することに繋がります。ユーザーは非常に細かいところまでアプリをチェックしているので、運営が気づかないミスを見つけることはよくあります。そういったミスにいち早く気づくためにも、必ず新規レビューを通知する仕組みを作っておきましょう。